殺菌灯は環境改善に良い🐟海水魚初心者
おはこんばんわ。
殺菌灯はその名の通り水の中の不要な菌を殺菌する装置です。
殺菌灯の装置の中にホースを通して、その中に流れてくる水を殺菌します。そこで殺菌された水がまた水槽内に戻るという仕組みです。
私も最初はそんなものは必要ないと思っていたのですが、魚を飼育する上でとても苦労した経験があり殺菌灯を設置しました。
それは魚の病気で白点病という代表的な病気があるのです。
この病気は魚に病原菌がくっついてしまう病気で、見た目が魚に白い斑点が出来るのですぐにその病気かどうか分かります。
白点病は、魚にずっとくっついているわけではなく、ついたり離れたりしてるのが特徴です。なので、治ったと思っていたのにまた白点病になっているという現象が起きます。
特に弱っている魚が白点病になってしまうと、更に魚が弱ってしまい、状況的には悪化する場合がありますので注意が必要です。
エラなどについてしまうと魚が呼吸出来なくなり死んでしまうことがあります。
もし水槽が2つあれば、他の水槽に隔離して治す方法もありますが、海水魚飼育をはじめたばかりの頃は水槽が1つしかないですよね?
なので出来る限り白点病にならないように予防する事が非常に大切になります。
白点病は、新しい魚を飼育する時についている場合や水換えの際の水にいる場合も考えられますので、いつなるのかわからないのですが、もともと白点病になりやすい魚もいるみたいですので、飼育する魚を選ぶ時は確認すると良いかもしれません。
また白点病が、一度でもかかったことがある水槽の場合には、水槽内に菌が蔓延していますので水槽内の水はほぼ全て交換しないと中々改善されません。
水槽内の水を全交換となると、せっかく立ち上げたバクテリアなどの水質が最初からやり直すようなものですので、とても大変です。
白点病の菌は水自体に浮遊している場合と魚自体についている場合があり、なかなか病気が治ったのかどうかを判断するのは難しいので、殺菌灯で菌自体をなくしてしまう方が良いと思っています。
魚を飼育した経験のある人なら必ず一度はこの病気に遭遇する事になると思います。
殺菌灯が絶対必要というものではないのですが、もし余裕があれば設置するのも病気の対策として良いかなと思います。
魚を飼育し始めの頃は、他にも色々設置する装置がありますので、殺菌灯まで気が回らないかもしれません。ただ生き物を飼うからには、病気と向き合うことも大切な事ですよ!
病気になるかどうかは飼育してみないと分かりませんが、まぁ人間でいうところの生命保険みたいなものだと考えて下さい。
なるべく魚のリスクは回避してあげるように環境を整えてあげる事が長く飼育するコツだと思います。
それではまたバイなら。