ろ過装置は水を綺麗にする🐟海水魚初心者
おはこんばんわ。
以前ブログにも書いていましたが、ろ過装置はオーバーフローが一番良いと言っていました。
価格は多少高いので、魚の飼育を始める最初の頃は戸惑うかもしれませんが、後のメンテナンスの事を考えるとオーバーフローが良い選択なのです。
オーバーフローにすると魚の飼育するにあたって非常に良い事があります。
オーバーフローは本水槽とは別にろ過用の水槽を設置するのです。
これはどういう事かというと、水槽設備の水の量が大幅に増えるという事になります。
水の量が増えれば増えるだけ水質は安定するので、海水魚飼育にはとても重要なんです。
オーバーフローの仕組みはまず本水槽の中の水を吸い込みます。
吸い込んだ水はパイプを通り下に落ちます。
下にはろ過水槽があり、まずウールマットで大きなゴミをろ過します。
これを物理ろ過と言います。
そこを通った水はろ材の中を通ります。
ろ材はどんなものかというと小さい穴がたくさん空いているマカロニみたいなやつです。
上手く表現出来ません!
ろ材はバクテリアの働きにより有害な物質を無害化するものです。
これを生物ろ過と言います。
そのあと水はろ過水槽の中央に流れていきます。
ここからは付属装置がある場合の話になりますが、活性炭やゼオライトなどがろ過水槽にあれば水のアクや匂いなどを取ります。
これを化学ろ過と言います。
プロテインスキマーがあるとそこで細かい有害物質を取ります。
殺菌灯があると水はパイプを通って殺菌されますし、クーラーがあればパイプを通って水を冷やしてくれますし、ヒーターもろ過水槽に入れておくとあっためてくれます。
その後水はパイプを通って上に上がって本水槽に戻るという事です。
これを繰り返して水が綺麗になるように循環する仕組みがオーバーフローです。
その中で少し注意する点があります。
まずウールマットですが約1ヶ月で新しいものに交換しましょう。そうしないとゴミが溜まってしまい汚水がろ過水槽に溢れてしまいます。
それからろ材は逆にあまり交換しないようにしましょう。汚れている風に見えても交換して新しいものにしてしまうと、生物ろ過ですのでせっかくのバクテリアがなくなってしまい、ろ過の機能がなくなってしまいます。
更にオーバーフローはプロテインスキマーや殺菌灯、水槽用クーラー、ヒーター等の設置機器をろ過水槽側に設置出来るので、本水槽がスッキリして見映えも良くなりますが、その代わりにろ過水槽部分がごちゃごちゃしてしまうので目隠しするのがおすすめです。
よくろ過水槽部分にカーテンつけている人とかいますよね?
あれは目隠し+メンテナンスする時に使いやすいようにしているんですよ。
オーバーフローは価格以外、水質的には良い事しかないので今水槽を立ち上げようと思っている人は、ろ過装置をじっくり考えてみてはどうでしょうか?
それではまたバイなら!