ライブロックという岩は観賞用と考える🐟海水魚初心者
おはこんばんわ。
ライブロックとは海水魚水槽に一般的に使用する岩の名前です。
あまり聞かない単語ですよね。
ライブロックがどういうものかと言うとサンゴが死んで風化した表面に様々な微生物が付着した岩の事です。
主にライブロックは水槽の立ち上げ時や、水の中にバクテリアを生成させる為に必要だという考えかたが一般的です。
確かに海の中にある状態の岩という事では水槽に投入するのもひとつの方法なのかもしれませんが、私は個人的に必要無いと思っています。
現在では海水を作る為のバクテリア液などいろいろありますので、それを活用すれば充分だと思います。
それよりも私は経験上ライブロックヲ投入した場合の弊害のほうが大きくて、大変な思いをするほうのリスクを避けたいです。
まずライブロックには良い悪いがあるのですが、これが素人目には、見分けがつきにくいのです。
紫色が多いものを選ぶとか、匂いで判断するとか微妙な判断基準しかありません。
悪いライブロックだと水質悪化して水槽崩壊しますので、いくら形が良くても水質は最悪の結果になります。
それが分かるのは水槽に投入した後にしか分からないので、リカバリーが大変ですよ。
次にライブロックの中に、いろいろな小さな生き物が入っている事です。
いくらキュアリングしたライブロックでも、小さくて岩の中に隠れている場合があるのです。
もしかすると、その生き物が水槽の中で悪さするかもしれません。
私が経験したのはライブロックの中に小さな蟹が入っていて、サンゴがグチャグチャにされましたけど。
カーリーとかもサンゴを攻撃する厄介なものですが、ライブロックにいる場合があります。
見た目は岩みたくて小さい海のような感じみたくなるので見映えはしますが、後々大変なことになるかもしれません。
じゃあなぜ海水魚飼育を始める際に、殆どの場合ライブロックを勧められるのか?
それはずばり売る側のコスパが良いからだと考えています。
私自身も最初の頃は、海水魚水槽に何かに取り憑かれた様にライブロックを入れていました。
ちょっと凝ったレイアウトをしようとするとライブロックがたくさん必要になりますのでそれだけで、結構な金額になってしまったこともあります。
それなのに、水質や水槽内の状況はというとあまり安定しなかったんですよね!
ライブロックを入れても良いのですが、それなりのリスクはあるという事を考えて判断してみて下さい。
あとは自己責任でお願いします。
それではまたバイなら!